日日是好日 単なる変わった26歳の頭の中。

思ったことをありのままに書いていこうと思います

最悪の状態を想像する〜人口減少社会の未来学〜

 

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琵琶湖リトリートセンターにて

今日から読み始めた本「人口減少社会の未来学」内田樹などによる論考集。

タイトルに惹かれ、読み始めることにした。人口減少して行く日本って悲観的に捉えがちだけど本当にそうなの?実は競争しなくていいし混雑も少なくなるしゆったり過ごせるから人口は減少するってゆうのは人間らしく生活をしていく上ではラッキーなんじゃね?

上富田の人口は、様々な施策や周辺環境の変化によって、今は増加している。ただ減少していくことは明らかだろう。だって人間が減っていくんだもん。減っていった先は上富田がなくなるんだろうか?

そうゆうことだってあるかもしれない。現に、過疎地域において小学校が閉鎖、近隣小学校に統合、地域は崩壊、合併がいたるところで起こっている。それはただ自分の地元がそんなになるだなんて思ってないから「こわい」。その先を考えなければならない!人口減少→過疎→合併→・・・?!え、この先を考えられなくなって思考停止している!

やばい!!

合併して、上富田て名前がなくなったら、わたしは悲しいんだろうか?泣いちゃうんだろうか?だれが悲しむのだろうか?誰が苦しくなって行くのだろうか?

合併したことによるマイナス面はこんなことだったっけ?(そういや、わたしの大学の卒論は合併問題に関することだった・・)地元のお祭りに参加する人がいなくなる、共通の話題が減る、地域内の会話を取りづらくなる、誰が隣に住んでいてもどうでもよくなる、仕事や学校だけで顔を合わせて必要なときにだけ会話をするようになる、地元の良さって学校で教えてもらうことが良さだと理解しオリジナリティに欠ける、どこでも同じ答えになってくる。

うむー。合併しても、地域が崩壊しても、上富田の良さを語れることで形式ではなく、地域を伝承して行くことができるんではないか。地域の伝承。

最近わたしは地方が都会化してきているように思う。都会で売れるようなデザインで商品を彩り、都会で売れるようなネーミングにし、都会で売れるような金額設定にする。地方は東京化したいのか?!

地方で売っている商品は誰のための商品なのか。誰のためのお金儲けなのか。ビジネスマンも誰のために働いているのか、を考えてもいいように思う。家族のために働くのもいい。でも、もっと広い視点で、見るのもいいと思う。誰のためか、地域のためだって答えるようなサラリーマンが増えてもいいんじゃないのかな。